秋田の伝統やさい・地方やさい

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■フキ「こまち笠」

「阿仁フキ」とも呼ばれる「水フキ」を元に育成されたのが「こまち笠」。葉柄が長くて太く、収量性がよい品種です。アクが強いので、まず、鍋に入る長さに切り、塩をふって板ずりをしてから熱湯でゆで、冷水にさらしてアク抜きをしてからお使いください。煮物やサラダ、佃煮などにするとおいしくいただけます。

■じゅんさい ■みず ■ヒデコ(シオデ)
特有のぬめりがあり、ツルリとしたのどごしが楽しめる「じゅんさい」。水がきれいで、水温の変化が少ない湖沼でしか育ちません。秋田県の三種町が日本のじゅんさいの約9割を生産しています。
「ウワバミソウ」という山菜で、東北では「みず」や「みずな」と呼ばれます。根を包丁でたたくと粘りが出るので山椒味噌などと合わせてとろろ風にして食べられます。和え物や煮浸しにも。
「幻の山菜」、「山のアスパラガス」などとも呼ばれ、秋田では「ひでこ節」という民謡があるほどなじみ深いもの。仙北市白岩地域では、村おこしの一環としてこの「ヒデコ」を栽培しています。
■とんぶり ■ネマガリタケ
「ホウキギ(ホウキソウ、ホウキグサ)」の果実で、プチプチとした食感が魚卵に似ていることから、「畑のキャビア」と呼ばれます。納豆やすりおろした山芋にトッピングしたり、サラダ、酢の物、スープの浮き身などにお使いください。
長さ10〜20cm、太さ1〜2cmほどの小さなタケノコ。秋田で「タケノコ」といえば、この「ネマガリタケ」のことをさします。アクが少ないため、アク抜きをせずに食べることができます。採りたてを皮付きのまま焼き、味噌をつけて食べると美味。
■わらび ■ぜんまい ■干し野菜
山地の日当りのよい乾燥地に自生する山菜。木灰や重曹でアク抜きをしてから調理します。お浸し、煮物、漬物、炒め物などでどうぞ。
水の多いところに生息する山菜で、東北地方では古くから救荒食物として重視されてきました。わらび同様、アク抜きしてから、炒め物、佃煮、胡麻和え、煮物などに。
写真左から、「干しわらび」、「塩わらび」、「塩フキ」。乾燥させているため、いつでも使えて便利です。水でもどしてからお使いください。
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