愛知の伝統やさい・地方やさい

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■早生かりもり ■知多3号たまねぎ ■白花千石豆(ふじまめ)
尾張地方に古くから伝わる白うり。尾張から西三河の刈谷市、碧南市にかけて栽培されています。3月頃から浅漬けの材料として出荷され、さわやかな淡緑色と歯切れのよさで、名古屋の初夏を代表する食材になっています。
昭和25年に品質・収量がすぐれた系統を選抜したのが知多黄早生1号、2号、3号で、現在も栽培が続いているのが3号。知多半島が産地で、5月中旬頃から収穫されます。辛みは少なく甘みの強いたまねぎです。
甚目寺町で作られており、千石船の帆の形に似ていることなどからこの名が付いたとされます。やわらかく適度な香気があり、ゆでてごまあえやサラダに、なすや油揚げと煮ても美味。7月の名古屋場所の頃に収穫が始まります。
■エリンギ ■ヤナギマツタケ

■愛知縮緬かぼちゃ

大治町、大府市が産地で、6〜7月が旬の日本かぼちゃです。2.5kg程度の大きさで扁平、果皮に特有のひだが多くあり、かため。果肉は果皮近くは緑色で中心部は濃黄色。だしの味を利かせた和風の煮ものに向いています。淡白なので、ひき肉や魚のすり身などと組み合わせたり、そぼろあんかけにしてもおいしくいただけます。

 

今やすっかりおなじみになった人気のきのこですが、1990年代に愛知県林業センターで初めて人口栽培が行われ、太くて大きなエリンギが開発されて、各地で商業栽培が広がったという経緯があります。
昭和58年に愛知県森林・林業技術センターが野生きのこだったヤナギマツタケの研究に取り組み、昭和60年に人口栽培に成功しました。クセがなく、どんな料理にもよく合います。
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