島根の伝統やさい・地方やさい

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■出雲おろち大根 ■津田かぶ ■食えん芋

地域のハマダイコンから選抜育成された辛みだいこんで、出雲そばの薬味などに使われます。島根大学の小林教授によって開発、2011年に「スサノオ」の名称で登録されました。名前は、太めのひげ根が広がる外観が「ヤマタノオロチ」を連想させることや、「オロシ(チ)」て食べると強烈な刺激があることに由来しています。

江戸時代後期から作られている島根の伝統野菜。名前は、宍道湖下流の大橋川沿いの津田(村)地区(現在の松江市津田町)で栽培されたことに由来しています。独特の形は、「牛角型」とも「勾玉型」とも。「はで干し」にしてから作られる漬け物は松江の代表的な冬の味覚として、贈答品にも用いられます。
島根県松江市大野町の芋谷と呼ばれる谷に小さな井戸と石地蔵があり、その井戸に自生していたサトイモ。サトイモの原種ではないかと考えられています。欲深い老婆が旅の僧(弘法大師)にこの芋を無心され、「かたくて食えない」と断ったところ、芋が石のようにかたくなった、という言い伝えが残されています。
■はまぼうふう ■雲州人参 ■くにびきキャベツ
松江で生産。野生種がもつ滋味深い味わいはそのままに、食感がよく、手軽に味わうことができるよう、品種を選抜しています。
鳥取県との県境に位置する大根島で、江戸時代から栽培されている薬用高麗人参。出荷できるようになるまで6年もかかります。
ミネラル豊富な松江市の中海干拓地で作られているキャベツ。生産者全員が、島根県の「美味しまね認証」を取得しています。
■秋鹿(あいか)ごぼう ■おおち鍋ねぎ ■あすっこ
江戸期を通じて、代々の松江藩主の食膳に欠かせない食材として愛された、伝統作物。秋鹿、岡本、大垣、上大野町など、この地域の粘土質のかたい土壌で栽培され、豊かな香りとやわらかな食感が特徴です。
中国山脈の山間地、邑南町(おおなんちょう)で作られている白ねぎ。霜の降る季節だけ収穫でき、12月~1月の冬季限定品。甘くてやわらかく、名前の通り鍋料理に適しています。
ブロッコリーとビタミン菜を交配させて生まれた野菜。葉、茎、花蕾など、すべて食べられます。アスパラガスのような食感で、苦みやクセがなくほどよい甘さが特徴。「島根の明日をめざす野菜」という願いをこめて、「あすっこ」と名付けられました。
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