沖縄の伝統やさい・地方やさい

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■ハンダマ ■ナーベラー
別名「水前寺菜」、「金時草」とも呼ばれるキク科の野菜。写真の通り、葉の表面は緑、裏側は紫色をしています。ぬるりとした粘りのある食感と、独特の風味が特徴。天ぷら、おひたし、酢の物、炒め物などに。カロテン、ビタミンB1、ビタミンC、鉄分が豊富な健康野菜です。
「ナーベラー」とは沖縄の言葉で、ヘチマのこと。沖縄の人にとっては、ゴーヤーと並び、欠かすことのできない健康野菜です。まだ若いヘチマ(未熟果)を食用にします。定番料理は、豚肉や豆腐と合わせて味噌味で煮込んだ「ナーベラーンブシー」。酢味噌和えも美味。
■ニガナ ■島にんじん
「ンジャナ」、「ホソバワダン」とも呼ばれるキク科の野菜。名前の通り、しっかりとした苦みがあるのが特徴です。ビタミンC、カロテン、カルシウム、カリウムなどが豊富で、整腸作用などもあるため、薬草としても使われています。和え物、炒め物などに。
沖縄在来のセリ科の野菜で、現地の言葉では「チデークニ」と呼ばれます。「チ」は黄色、「デークニ」は大根の意味。「黄色い大根」ということのようですが、にんじんの仲間。沖縄では、炒め煮や天ぷらなどでよく食べられています。
■青パパイヤ ■サクナ
沖縄では、まだ熟していない青いパパイヤの実を野菜として食べます。未熟のパパイヤには、パパインというたんぱく質分解酵素が含まれているため、肉と一緒に煮込むと、肉がやわらかくなります。
「チョーミーグサ(長命草)」とも呼ばれる薬草で、和名は「ボタンボウフウ」。沖縄では、このサクナを1株食べると1日長生きできる、といわれています。カロテン、ビタミンCが豊富で、毒消し、におい消しなどの効果も。
■フーチバー  
本土でいう「ヨモギ」のこと。沖縄では、「フーチバージューシー(ヨモギ雑炊)」などで日常的に食べられています。カロテン、カルシウム、カリウム、鉄分が豊富。
■クワンソウ  
「秋の忘れ草」との別名もある植物で、漢方に使われるカンゾウの近縁種。沖縄では、クワンソウを食べるとよく眠れる、といわれており、不眠のとき、イライラしたとき、元気がないときなどに、豚肉と一緒に煮込んで食べるそうです。
■雲南百薬  
中国・雲南省から伝わった薬草で、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素が豊富。ゆでるとぬめりが出ます。お浸し、酢の物などに。
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